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02重機と作業者の接近検知

土木工事や建築設備工事などの建設工事では、バックホウやホイールローダーなどの重機は必要不可欠です。重機には多くの死角があり、死角の範囲は重機の種類や大きさによって様々です。ひとたび死角に侵入した作業者が重機と接触すると、重大事故を引き起こしてしまいます。
地上の作業員は、作業中の重機からは十分に距離を取る必要がありますが、他の作業に集中している作業員が重機の存在に気がつかないことも多くあります。
また、重機が掘削作業や舗装作業をしているときだけでなく、移動や準備の際でも接触事故のリスクは存在します。

Wアラートを導入すると

Wアラートは、重機と作業者にお互いの接近を知らせることで、接触事故のリスクを低減できます。
重機オペレーターと作業者の双方に危険を知らせるため、超音波センサーやカメラセンサーと比べて高いレベルで安全性を確保する事ができます。

重機と作業者の接近を検知しているイラスト

検知距離は最大半径12mですが、現場に合わせて検知距離を6段階で設定できます。バックホウなどの油圧ショベルについては、アーム旋回範囲をカバーするように検知エリアを設定することで、旋回時の危険にも対応できます。
※検知機は検知距離の幅に応じて2種類あり、3m~8mタイプと3m~12mタイプで選択可能です。

Wアラートは、当社特許技術を使用した2段階警報を標準装備しています。検知距離によって「外側警報」「内側警報」の2段階に分け、それぞれ異なる音を出して警報を行います。
警報音の変化によって、タグを持った作業者の接近具合がわかるため、接近の緊急度合いがわかります。
オプション品の「接点ボックス」を使用することで、内側警報エリアにタグを持った作業者が進入した場合にB接点信号を出すことが可能です。

離れている作業者を検知している画像
近くにいる作業者を検知している画像

検知機本体・薄型警報機能付タグは防塵防水対応(IP65相当)で過酷な現場でも使用可能です。粉塵が多い道路工事や暗所となるトンネル工事などでも多く採用をいただいています。
検知機にマグネット取付(オプション)することで、様々な車両に簡単に設置できます。シガーソケットからの電源取り出しにも標準対応しており、検知機本体を容易に付け替えることが可能です。
また、WアラートはNETIS(新技術情報提供システム)登録商品(№ QS-150004-VE)ですので、公共事業における工事成績評定や総合評価方式の入札において加点が見込めます。


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