株式会社光運送 常務取締役 内藤様(左)、深石様(右)
株式会社光運送
株式会社光運送は、医薬品を中心に、徹底した温度管理が必要な大切なお荷物を、指定された温度で運ぶために様々な試験を行った上でお客様の元へ確実に輸送されています。
医薬品を中心に徹底した温度管理のもと、中型車・大型車にて九州方面、関西方面、関東方面、東北方面へお客様のニーズに合わせた中・長距離輸送、工場内にて常温輸送と冷蔵輸送に対応した原材料・医薬製品・医薬サンプル等の運搬を行っております。
従業員数は40名程で年齢層は20代から50代までの幅広い年代が働く、和気あいあいとした職場です。
フォークリフトとその周囲で作業する作業者との安全対策として導入しました。
リフトがトラックの荷台に荷物を載せた後、荷台の作業者がパレットローダーと呼ばれるレールに載せて、荷台の奥まで荷物を運ぶのですが、リフトがまだ荷台付近で動いている時に、作業者が接近すると警報を鳴らし、警報が鳴ったらリフトは安全の為に停止するという運用をしています。
フォークリフトのオペレーターが後方にいる私に気付かず後進した為、私の足が接触し、そのはずみで転倒した際に捻挫をする接触事故が起きて、それをきっかけに安全対策として、Wアラートの導入となりました。
以前から、声かけや人車分離のエリア分け(三角コーン等)はしていましたが、冷蔵倉庫内外での作業でファンの騒音が大きく、声が聞き取りづらいというのもあって、相互の声かけが不十分だったのが原因だと思います。
社内で、再発防止の議論を繰り返し実施した結果、相互の声かけは前提として、車両と人が接近すると警報音が鳴ったり、振動したりするハード面での対策が必要という結論に至り、フォークリフトメーカーにご相談してWアラートをご紹介頂きました。
最初はそもそもタグを携帯するのを忘れがちだったりしましたが、携帯すればすぐ使用できる点が良かったです。タグの携帯が習慣化されてからは、使いづらさなどなく、非常にシンプルで使いやすいと感じています。また、鳴動しないという不具合もなく、導入から3年程経ちました。
導入後の事故は発生しておりませんが、職場の性質上、他の業者さんの出入りがある為、警報タグ非携帯の方とのヒヤリは、まだ発生している状況です。この対策としては、作業スペースを十分に確保して人車分離を徹底するようにしています。
先程、接触事故の可能性がゼロではないと申し上げましたが、Wアラートで警報が鳴るお陰で事故を防ぎ、リスクを最小限に抑えることができていると、私自身、接触事故に遭った当事者だからこそ感じています。私が被災した後に入社して、リフトを運転して実際に作業行ってくれている後輩達に対して、事故の被災者になって欲しくないし、事故の加害者にもなって欲しくないので、Wアラートのおかげで事故が起こってないという事に感謝しています。
まずは、防爆リフト仕様のフォークリフトに設置できるWアラートを検討して欲しいです。稼働している防爆リフトにも取り付けられるWアラートがあると大変嬉しいです。
本件は、防爆仕様とするとガチガチに囲い込まなきゃいけない事、その一方でそもそも電波への影響をクリアする等の課題が多いとは聞いており、すぐ実現出来ない事は理解しております。
もう1つは、インターネットで検索してすぐに御社を知ることができたら、もう少し早く再発防止策が整えられたとも思っています。
今後も事故ゼロが良いです。事故ゼロを継続したいです。人命に関わる人身事故は起こってないので、これを継続して行きたいです。
若手社員からの発案でリフレッシュ休暇を導入したり、パートナーシップ宣誓制度利用者にも慶弔規程を適用したり、様々な働き方改革にも取り組まれている先進的な会社だと感じました。 それらの取り組みの中の一つとして、Wアラートが安全対策としてのお役に立てているとの事でメーカーとしても非常に嬉しく感じました。 インターネット検索については2024年にWアラートのブランドサイトを立ち上げ、より検索しやすくなったと思いますが、これからもより多くのお客様に知って頂けるよう、更に容易に検索出来る工夫を進めるとともに、お客様に喜んで頂ける製品を提供して行けるように努めて参ります。
運用例の詳細はこちら:
フォークリフトと作業者の接近検知