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安全意識のきっかけとして、とても役立っています

日鉄物流株式会社 東日本支店(鹿島地区) 君和田様(右)、廣中様(左)

日鉄物流株式会社 東日本支店(鹿島地区) 君和田様(右)、廣中様(左)

日鉄物流株式会社

日鉄物流株式会社

日鉄物流株式会社は、東京都中央区に本社を構える総合物流サービス会社です。日本製鉄グループの中核物流企業として鉄鋼製品の輸送を担い続けてきました。その中で蓄積した輸送技術力と、全国各地の物流拠点・ネットワークを最大限に活かし、鉄鋼製品だけでなく、多様な物流ニーズにも対応しています。

敷地内ではタグを常時携帯し、人車分離を徹底

職場について教えてください。

私たちが働く北海浜倉庫は、日本製鉄東日本製鉄所鹿島地区の近くにあります。広い敷地面積を活かして、様々な品種の貨物の取り扱いに強みがあります。また、鹿島港にもほど近く、海上輸送を含めた輸出入一貫サービスをご提供しています。日本製鉄様向け貨物をはじめとして、幅広い業種のお客様の荷物も多く取り扱っています。

日鉄物流株式会社 東日本支店 北海浜倉庫
日鉄物流株式会社 東日本支店 北海浜倉庫

Wアラート導入のきっかけを教えてください。

倉庫作業のなかで重大災害リスクの一つとして挙げられるのがフォークリフトと人の接触事故です。そのため、各部署が頭を悩ませながら人車分離対策を行っています。

北海浜倉庫では、トラック運転手の方や他部署の方など現場に不慣れな方が作業現場に入られる際のリスクを想定する必要があります。また、大きな貨物を取り扱うことが多いため、フォークリフト周辺にいる歩行者が運転席から死角になるような、目視による安全確認に不安を感じる場所が多くなります。

そこで、歩行者と運転手双方に警報が鳴り、死角に隠れている人も検知できるWアラートを導入することにしました。

職場内ではWアラートをどのように使用していますか。

北海浜倉庫では、大型の20tリフト1台、10tリフト1台、小型フォークリフト3台の計5台が使用しております。すべてのフォークリフトにWアラートの検知機を設置して運用しています。

また、北海浜倉庫の近くにある神之池倉庫でも小型フォークリフトを5台使用しております。こちらの倉庫でも、北海浜倉庫と同様にすべてのフォークリフトにWアラートを設置して運用しています。

20tリフト(左)と10tリフト(右)。ヘッドガード上に検知機が設置されている。
小型フォークリフトにも検知機を設置。

倉庫の敷地内に立ち入る人には全員タグを携帯させるようにしています。作業員以外の方が倉庫に入られる場合には、事務所の受付にてタグをお渡しして、タグが鳴った際には周囲の安全確認をするようにお伝えしています。また、タグを渡す際には、倉庫内での注意事項を同時に伝えるようにしています。

持ち忘れが無いように「敷地内に立ち入る際はフォークリフト検知タグを必ず装着してください。」と倉庫の入口や安全通路沿いに看板を掲げています。

注意事項が書かれた看板
倉庫内では各所に「敷地内に立ち入る際は、フォークリフト検知タグを必ず装着してください。」と書かれた看板が掲出されている。

現場に不慣れな人の安全意識のきっかけに!

導入後のご感想をお聞かせください。

フォークリフトと作業員が接近した場合に、歩行者と運転手双方に警報されるため、リスク低減に役立っています。

特に効果があったのは、現場に不慣れな方に対してです。安全ルールをお伝えしながらタグを渡すことができるため、周りに気を付けながら作業する意識が高まるようです。安全意識のきっかけとして、とても役立っています。

人車分離は切実な問題ですので、Wアラートが活用できてよかったと思っています。

ほかに取り組まれている安全対策などあれば教えてください。

Wアラートの警報が鳴らない職場環境を目指して、人車分離を徹底することを心掛けています。倉庫内では、歩行者用の安全通路を明確にしています。

フォークリフト作業中には、バリケードを置くことで、歩行者がフォークリフト作業エリア内に侵入しないようにしています。補助員がフォークリフトにやむを得ず接近する場合には、フォークリフトの電源を切ってから近づくルールを徹底しています。

倉庫内の安全通路
倉庫内の歩行者用安全通路。奥にはタグ装着を呼び掛ける看板が見える。

Wアラートへ期待すること、ご要望などがあれば、お聞かせください。

世の中では様々な技術革新が起きているので、Wアラートにもさらなる進化を期待しています。Wアラートのタグ1つで、転倒検知や位置管理などができると便利です。スマートフォンとの連携ができると嬉しいですね。

インタビュー担当者からの一言

「現場に不慣れな方に対して安全意識のきっかけになる」というご意見が非常に心に残りました。Wアラートによって、安全意識が高まっているということで、メーカーとして非常に嬉しいです。 インタビュー内でもお話に出たように、現場に不慣れな方が作業現場に入られる際にはリスクが高まります。工場見学や工場紹介などで現場に不慣れな方が車両稼働エリアに近づくことが多い場合には、是非Wアラートを活用した安全対策をご検討ください。

日鉄物流株式会社
https://www.log.nipponsteel.com/

運用例の詳細はこちら:

フォークリフトと作業者の接近検知
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